一関・平泉

きょう開館20周年 石と賢治のミュージアム【一関】

開館20周年を迎える石と賢治のミュージアム「太陽と風の家」の展示室。賢治の精神などを伝える資料が並ぶ。21日には記念イベントが催される
21日 記念イベントデー 講演、作品朗読、劇団黒猫舎公演

 一関市東山町の石と賢治のミュージアム(菅原淳館長)は、21日に開館20周年記念イベントデー(市、市教委主催)を催す。講演や宮沢賢治作品の朗読、劇の上演などを通じて賢治の精神や理念を発信してきた拠点施設の節目を祝う。

 当日は同ミュージアムを会場に午前と午後の2部構成。午前の部(9時30分~正午)では開館当時町長を務めていた松川誠さんが「石と賢治のミュージアム設立」と題し記念講演するほか、「賢治を読む会」(佐藤郁子代表)が「農民芸術概論綱要 綜合」と「停車場の向ふに河原があって」を記念朗読する。

 午後の部(1時20分~2時30分)では県内を中心に活動する劇団黒猫舎による記念公演「宮沢賢治童話館」が行われる。歌や楽器演奏などを交えながら、賢治の童話を登場人物ごとに役割読みで紹介する。

 菅原館長は「記念イベントでは賢治の思いや施設の概要を詳しく解説するメニューを用意した。皆さんに理解を促し、賢治の精神を後世に伝えていきたい」としている。

 同ミュージアムは賢治の精神や環境との共生の理念を全国に発信する施設として旧町時代の1999年4月3日に開館。賢治が技師として勤めていた旧東北砕石工場、賢治の関係資料を展示する太陽と風の家、トロッコ道やオブジェなどで構成され、2019年3月末までに約16万2000人が訪れている。

 記念イベントデーは入場無料(館内を見学する場合は入館料が必要)。問い合わせは同ミュージアム=0191(47)3655=へ。

20日から戸田さちえさん作品展

 石と賢治のミュージアム開館20周年記念事業の一環として、一関市東山町在住のイラストレーター戸田さちえさんの作品展「ソラノオトヲ キキナガラ」が20日から同ミュージアム風のホールで開かれる。

 地元の作家の作品展示を通じて節目の事業を盛り上げようと「いちのせき元気な地域づくり事業」として開催。戸田さんが東山和紙に描いたイラストを同ホールの空間全体を使って展示し、その世界観を伝える。

 期間中の27日は午前10時から11時30分までワークショップ「東山和紙でモビール作り」(材料費200円が必要)を開く。

 同展は5月19日まで。月曜休館(祝日の場合は翌日)。開館時間は午前9時~午後5時。入館料は大人300円、高校・大学生200円、小中学生無料。

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