防犯協会かたる不審電話相次ぐ 奥州市内・注意呼び掛け
奥州市内で9日、防犯協会をかたった不審な電話が相次いだ。奥州署は個人情報を聞き出そうとしていたとみて、注意を呼び掛けている。
同署によると、不審電話は同日午後4時現在3件を認知。男の声で大手通信販売会社から個人情報が漏れているなどとし、無料で情報の削除を持ち掛ける内容という。
市内では8日もNHK職員を名乗り、個人情報を聞き出そうとする不審な電話があった。同様の事案は県内で多発しており、同署は「不審な電話でお金や個人情報に関する話が出たときは質問に答えず、一度電話を切って家族や警察に相談してほしい」としている。