一関・平泉

季節外れの雪景色 一関で15年ぶり

季節外れの雪模様の中、足元に注意しながら登校する生徒たち=11日午前7時5分、一関市上大槻街

 11日の一関地方は、関東の東にある低気圧が発達しながら東北東へ進んだ影響で前日夜から雪模様となり、積雪は一関で5センチ、厳美町祭畤では31センチ(ともに盛岡地方気象台調べ)を記録。一関で4月に積雪を記録したのは2004年以来15年ぶりとなった。

 朝から季節外れの雪景色となった一関市街中心部では、商店主らが歩道や店先を覆う湿った重たい雪の雪かきに追われ、生徒たちも足元の雪に注意しながら足早に学校へと向かっていた。

 また、同市花泉町の御嶽山御嶽神明社の敷地内では、4日前から咲き始めたスイセンが雪に埋もれながらも薄黄色の花びらを広げていた。

 同気象台によると、12日は高気圧に覆われて晴れるが、気圧の谷や寒気の影響により時々曇りとなる見込み。

momottoメモ

▲季節外れのまとまった雪のため雪かきに追われる北上市民

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