一関・平泉

地元住民に成績報告 スノーボーダー岩渕麗楽選手 北京五輪へ意気込みも【一関】

地元住民の前で今季の成績を報告する岩渕選手
応援のおかげで優勝

 一関市東山町のプロスノーボーダー岩渕麗楽選手(17)=一関学院高3年、バートン=の活動報告会は19日、同町長坂の東山地域交流センターで開かれた。地元住民を前に、岩渕選手はワールドカップ(W杯)女子ビッグエアで種目別優勝するなどした今季の成績を報告。日ごろの声援に感謝するとともに、来季や2022年北京冬季五輪への意気込みを語った。

 市内初のオリンピアンとして18年平昌冬季五輪のビッグエアで日本勢最高の4位入賞を果たした岩渕選手。W杯参戦2季目となった今季は、昨年9月の開幕戦から2連勝を飾るなどして種目別優勝。スロープスタイルでも種目別2位となり、飛躍のシーズンとなった。

 報告会は、地元に戻っていた岩渕選手の都合がついたことから、東山町長坂地区の地域協働体「たいしたもんだ長坂みらい塾」の19年度定期総会の席上で開催。岩渕選手は母恵里香さん(45)、妹璃音さん(15)=大東高1年=と3人で出席した。

 岩渕選手は「皆さんのたくさんの応援のおかげで、今季はビッグエアで2回優勝し、年間チャンピオンに輝いた。スロープスタイルでも表彰台に立つことができた」と感謝し、「北京では皆さんの応援に応えられる滑りができるように、これからもいい成績を残したい」と意欲を見せた。

 恵里香さんは「今回、このように皆さんにお会いできる機会を設けていただき、本当にありがたい。来季も頑張ると思うので、応援をよろしくお願いしたい」と語った。

 同日は岩渕麗楽一関後援会(鈴木正敏会長)から花束と支援金10万円も贈られた。

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