屋内でも楽しい催し えづりこすず桜まつり ゆるキャラと交流【北上】
第5回えづりこすず桜まつり(実行委主催)のメインイベントは27日、北上市上江釣子の江釣子地区交流センターで開かれた。あいにくの雨のため、和賀川グリーンパーク駐車場から会場を変更。駆け付けたご当地キャラクターと来場者が触れ合ったほか、餅配りや鬼剣舞の演舞などの催しでにぎわった。
江釣子地区には和賀川堤防沿いやすず(清水)近くに桜並木があり、ソメイヨシノやオモイガワといった数種類が楽しめる桜スポット。長く桜を見られるだけではなく、子供や車椅子が必要な人でも気軽に観覧できる環境になっている。
屋内での開催になった同日は、オープニングセレモニーで開幕。ゆるキャラ写真撮影握手会では、地元のマスコット「えづりん」や立花地区の「てんしょうちん」、二子地区の「いも丸くん」が登場し、子供たちやお年寄りの人気を集めた。
地元の商工青年組織「成江会」による餅配り、谷地鬼剣舞や飛勢太鼓の披露、黒沢尻歌舞伎保存会による「おいらん桜絵巻」も繰り広げられた。
髙橋栄壽実行委員長は「天気が良ければ花盛りを迎えた和賀川の桜を見たいと思っていた」と残念がりつつも、「会場にはブルーシートを敷いて花見会場のようにした。楽しんでもらえれば」とイベントを見守っていた。