花巻

自慢のリンゴ加工 シードル限定販売 もんのすけ農園 甘味あり飲みやすく【花巻】

初めて委託醸造したリンゴシードルを手にPRする菅原代表

 花巻市南万丁目の農園「もんのすけ農園」(菅原徳悟代表)は今春、自家栽培したリンゴ品種「サンふじ」を原料として100%使ったシードルを限定販売している。就農3年目で収穫した果実から仕込んだお酒で、菅原代表(37)は「サンふじの特徴である甘味がきれいに出て、飲みやすく仕上がった」と上々の出来を喜ぶ。5月下旬に同市大迫町で開催される「日本ワインフェスティバル花巻大迫」でも提供される。

 20代後半に友人の勧めで飲んだワインのおいしさに感銘を受けたのをきっかけに、故郷で栽培した果実を原料に酒造りがしたいとの思いを強め、2016年から福祉関係の仕事を続けながら就農。自宅近くのリンゴ畑を借り受けて栽培を開始した。17年に退職して本格的に農業に転身し、現在はリンゴを中心に醸造用と生食用のブドウを合わせて58アールを栽培している。

 栽培3年目となる18年度は、収穫したリンゴを原料にシードルの委託醸造に初めて取り組んだ。台風の影響が少なく、糖度もしっかり上がった状態で収穫したサンふじ約500キロを、青森県弘前市のシードル工房に持ち込み、シードルを350本(1本750ミリリットル入り)醸造。アルコール度数は5%。価格は税込みで1本2000円で、3月下旬から自宅で販売している。

 菅原代表は「初めてなのでどんな味に仕上がるか不安だったが、サンふじの特徴である甘味を伝えた方がよいというアドバイスの通り、リンゴの風味がお酒の中に残っているのが特徴。アルコール度数が低めなので女性でも飲みやすく仕上がった」とアピールする。

 今後も委託醸造を重ねてシードルの製造本数を伸ばし、販路拡大につなげたい考えだ。将来的には自分でワイナリーを設立し、自家栽培のリンゴやブドウを使ったシードルやワインの製造を夢見ている。

 問い合わせは同農園=090(7663)1490=へ。

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