北上・西和賀
読書好きで大にぎわい 春の古本市【北上】
北上読書連絡会による春の古本市が５日、北上市本石町の中央図書館前庭で開かれた。市民の厚意で寄せられた古本を安価で販売。各地から足を運んだ読書好きで大いににぎわった。
古本市は15、16年前から続けられ、春と秋の２回開催。同日は１カ月半ほどの期間で集まった文庫本や児童書などが並び、来場者がお目当ての本や掘り出し物を求めて会場を巡った。
同連絡会の武塙忍副会長は「水沢から10年も通っている方もいる。図書館が好きな仲間が協力し合い、少しでも市民のためになればと続けている」と思いを語った。
売り上げからお年寄りや視力の弱い人のための大活字本、子供向け大型絵本などを購入し、図書館に寄贈する。
momottoメモ
＼奔走！リクエスト取材班／
本をきれいに修理するには
「破れたり、染みが付いたりした本があります。きれいにしたいのですが･･･」。取材班に届いた声に共感した。友人に貸した文庫本が、飲み物の染みが付いて返ってきたことがある。謝罪を受け入れて本棚に戻したが、努力すれば元通りになったのだろうか。一関図書館で修理方法や本をきれいに保つ秘訣を聞いてみた。
