花巻

アスパラガス、瞬時に出来を判別 JAいわて花巻 新機材導入で処理能力倍増

西南アスパラガス選果場に新たに導入された選別・結束用の機械
自動で選果と結束

 アスパラガスの生産強化を目的にJAいわて花巻(阿部勝昭組合長)は、選果と結束を行う機械を新たに導入し、北上市和賀町煤孫の西南アスパラガス選果場に配置した。処理能力をアップさせることで出荷量の増大を図り、県内一を誇る産地のブランド力強化につなげる。9日に関係者が出席して現地で稼働式を行う。

 2012年度から取り組んでいるアスパラガス作付倍増運動により作付け面積は年々拡大し、18年度には132ヘクタールまで達した。これまで選果機1台、結束機3台で対応してきたがピーク時には生産に出荷処理が追い付かない状況や、180ヘクタールを目標に生産拡大を目指していることなどを踏まえ、処理能力のアップを目的に国の補助を利用し新機械を導入した。

 導入したのは、アスパラガスの画像処理自動選別機と計量結束機で、総事業費は約4150万円。処理能力は、選果機が1時間当たり3万本で、従来の選果機の2~3割増し。結束機は旧来品と同等の1時間当たり1800束を束ねることができる。

 新選果機は、計5台のCCD(電荷結合素子)カメラを制御する最新の画像処理システムで、大きさや穂先の開き具合、曲がり具合、中心部の空洞など品質や等級を決める際に必要な情報を瞬時に判別でき、より精度の高い選別が可能になることで作業効率が大幅に向上する。また、新結束機は設定重量に最も近い重量を計算し束ねるシステムを採用している。

 この結果、同選果場の選別処理能力は2倍以上にアップ。収穫最盛期には新・旧両方の選果機を稼働することで、より短時間に選別を行うことが出来るようになる。

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