北上・西和賀

良質な医療提供決意 中部病院開院10周年 式典や院内で記念祭【北上】

県立中部病院開院10周年記念祭。笑顔で妊婦体験する子供

 県立中部病院開院10周年記念行事は11日、北上市内で開かれた。記念祭では多彩な催しでにぎわいを見せ、式典では関係者が今後も基幹病院として安全で質の高い医療提供へ決意を新たにした。

 同市大通りのブランニュー北上での式典には病院関係者や県、岩手中部圏域の医師会、関係団体から約90人が出席。熊谷泰樹県医療局長は式辞で「関係各位や地域の皆さんのおかげで10周年を迎えることができた。今後も良質な医療を持続的に提供し、地域から親しまれ愛される病院となるよう取り組んでいく」と述べ北上、花巻両市長、北上、花巻市両医師会長が祝辞を寄せた。

 伊藤達朗院長が同院の現状を紹介。新理念に「心のかよう患者中心の医療を実践し、地域社会に貢献する」を掲げ▽安全で質の高い医療▽関係機関との協働推進-などを基本方針に据えたことを報告し「新理念の下、新たな中部病院を創ろうと職員一丸となり頑張っていく」と決意を語った。

 同院は2009年4月、花巻厚生と北上の両県立病院を統合し北上市村崎野に開院。北上、花巻、遠野、西和賀の4市町の基幹病院として高度急性期医療の一部、急性期医療を担う。25診療科があり計434床。1日平均入院患者は350人、外来患者は610人。19年度当初時点の医師は94人、職員784人。

 中部病院内で開かれた記念祭には、多くの子供連れの家族らが来場。白衣着衣や妊婦、車いす、薬剤師などの各体験コーナー、骨密度や血糖値などの測定、健康ミニ講座、医療機器操作といった催しが人気を集めた。

 妊婦体験した土岐彩芽さん(仙台市・宮城教育大附属小2年)は「こんなに重くて、お母さんはすごいと思った。薬を作ったり車いすに乗れて楽しかった」と笑顔で語っていた。

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