花巻

自慢のパンで新メニュー るんびにい美術館内カフェ フレンチ、ピザの2品【花巻】

市民の話題を集めている「美術館のフレンチトースト」
トーストを販売

 花巻市の社会福祉法人・光林会が運営する「るんびにい美術館」で新たなトーストメニューの販売が始まり、地域の話題を集めている。同法人工房生産の軟らかなパンを使った「美術館のフレンチトースト」と「美術館のピザトースト」の2品。全国でも珍しいパン工房併設美術館の魅力を広くアピールしている。

 両品は、同美術館内カフェ「ハートピット」で提供。どちらも国産豆乳を惜しみなく用いた無添加食パンを使っており、とろけるような食感が楽しめる。フレンチトーストは長時間仕込みが引き出す味わいとベリーアイスの甘み、ピザトーストは季節の野菜とたっぷりのチーズで満足させる。ともに同カフェのオリジナルコーヒー(サイホン仕立て、紅茶も選択可)が付いて750円(税込み)。

 新メニュー開発に当たった同法人の高橋紀子就労支援課長は「るんびにい美術館でパンを焼いていることが、さほど知られていない。ここで作っているパンで新メニューを提供したかった」と、ネーミングを含めた狙いを説明。カレーやドリアといった人気ランチメニューに比肩するティータイムの「売り」にしようと、オリジナルコーヒーとのセットメニューとして開発したと話す。

 同美術館は水曜、第4火曜休館。問い合わせは同カフェ=0198(29)5395=まで。

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