北上・西和賀

摘花体験し苦労実感 盛岡の中学生、農作業体験【北上】

リンゴの花を摘み取る作業に汗を流す中学生ら

 北上市の農業体験受け入れ団体「きたかみグリーン・ツーリズム推進協議会」(佐藤安弘会長)は15日、盛岡市の中学校を受け入れた。訪れた生徒たちは北上市内で稲の苗植えなどの農作業を体験し、農村の自然環境と人に触れた。

 訪れたのは盛岡市立城西中学校(三浦裕明校長、生徒314人)の2年生94人。口内、黒岩、更木、岩崎の北上市内4地域で入村式を行った後、23の農家や農業法人などに分散し、受け入れ先でさまざまな農作業を体験した。

 このうち口内地区の昆野勇夫さん(38)が経営する果樹園では、4人の生徒がリンゴの株から花を摘み取る作業に取り組んだ。親戚宅で農作業を手伝った経験があるという佐々木美桜さん(14)は「リンゴの花を摘み取るのは初めてで楽しいが、たくさん付いている花を一つ一つ摘み取る作業から農家の苦労が分かる」と農作業の大変さに理解を深め、「自然に囲まれた中での生活は気持ちが良さそう」と農村の暮らしぶりに思いを寄せた。

 昆野さんは「農作物がどのように栽培されているか知らずに食べている子供たちが多い。栽培過程を伝えることで、店頭に並んでいる農作物が農村環境の中で作られていることを知ってもらい、農家の苦労の理解にもつなげたい」と期待した。

 同協議会は2017年3月に設立され、受け入れは3年目。市によると、17年度は1校112人、18年度は1校105人を受け入れ、19年度は今回含め2校106人を既に受け入れた。

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