北上・西和賀

草はみ のんびり 水上牧野で放牧【北上】

放牧が始まった水上牧野でのんびりと過ごす牛たち=北上市和賀町岩崎新田

 北上市和賀町岩崎新田の水上牧野で今シーズンの繁殖牛などの放牧が始まっている。24日は開牧式が行われ、関係者が放牧の安全と畜産振興を願った。

 同牧野は夏油高原スキー場に近く、夏油高原温泉郷一帯の市有地で96ヘクタール。市から業務を受託したJAいわて花巻が市内で飼育されている黒毛和種の繁殖牛などを受け入れている。

 標高が高く冷涼で程よい起伏があり、牛にとってはストレスがなく足腰強化、妊娠に適した体づくりの場。預託する畜産農家の労力軽減にもつながっている。

 今季は8日から放牧が始まり、既に78頭が入牧。牛たちは広い草地で伸び伸びと動き回ったり、のんびりと草をはんだりして過ごしている。同JAは10月末まで市内の畜産農家19戸から、昨季より20頭ほど多い延べ94頭を受け入れる計画という。

 式には生産者や同JA、関係機関から約30人が出席。同JAの佐藤力夫常務理事や市など関係機関、同JA北上地域和牛繁殖部会の関係者が畜霊塔で拝礼し、放牧の無事故を祈願した。

 25頭を預ける大峡清志さん(66)=同市和賀町後藤=は「非常にいい環境で、作業的にも楽になる。繁殖がうまくいっていない牛も環境を変えることでいい方向に向かってもらえれば。事故なく健康で、たくましくなって帰って来てほしい」と期待していた。

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