自慢の品 勢ぞろい いわてマルシェ 県内53事業者が参加【岩手】
物産展「いわてマルシェ2019」は30日、盛岡市菜園のパルクアベニュー・カワトクで始まった。釜石市で開催されるラグビーワールドカップ(W杯)を応援する弁当など、県内各地の事業者が自慢の食品や工芸品を販売し、多くの買い物客でにぎわっている。6月4日まで。
県や県内市町村、商工農林水産業関係団体でつくる「いわての物産展実行委員会」が毎年開催。今回は53の事業者が参加し、海鮮弁当や和風スイーツ、地酒、ラーメン、工芸品などを各ブースで売り出している。
このうち釜石市の海鮮料理店「中村家」の目玉は、釜石ラグビー弁当。ラグビーボールに見立てたホタテのコロッケをはじめ、アワビの竜田揚げやベニザケ塩焼き、肉団子などを詰めたぜいたくな一品で、初日から多くの人が買い求めていた。
このほか、沿岸13市町村で来月1日から開催される「三陸防災復興プロジェクト2019」や、ラグビーW杯釜石開催のPRブースも設けている。
県産業経済交流課地域産業担当の佐々木琢磨主査は「今回は釜石の特産品が多くそろっている。ラグビーW杯の応援もしながら、マルシェを楽しんでほしい」としている。
開催時間は午前10時~午後7時(最終日は5時)。