花巻

“部屋仕込み”の味どうぞ 元大相撲力士 松田さん(大迫町出身) 古里住民にちゃんこ【花巻】

ゆかりの人々に「勝盛家」のちゃんこを振る舞う松田さん(左から2人目)

 花巻市大迫町出身の大相撲力士として活躍した松田一隆さん(42)=川崎市、椀ちゃんこ専門店「勝盛家(かちもりや)」経営=が1日、同町を訪れ、地域住民にちゃんこを振る舞った。同町内川目の桂林寺(佐々木瑞岳住職)檀(だん)信徒が利用する建物の落慶法要に際し招かれたもので、プロの味がゆかりの人々を喜ばせた。

 松田さんの父親・秋夫さんも同町出身力士で、幕内「若ノ海」として活躍。同寺に墓があることもあり、松田さんは年に1度は大迫の地を訪れているという。

 同日は200人以上が法要に足を運び、プロの味に舌鼓を打った。店を構えて約1年という松田さんは「まさか大迫でちゃんこを作り、皆さんに食べてもらえるとは。何だか不思議な気がする。(現役時代)部屋で作っていた味を基本にした鶏がらベース、年配の方にも食べやすい味付けにした」と話し、同町在住の親族らと、忙しげに立ち働いていた。

 相撲部屋直伝の本格的ちゃんこを味わう機会は少ないだけに、住民たちは大満足の様子。大迫小学校4年の伊藤雛希君(9)は「ちゃんこ鍋が好きなので来た。キャベツが甘くてちょうどいい味」と笑顔を見せ、同2年の佐藤妃夏さん(7)は「野菜がいっぱい。つくねが肉団子みたいにモチモチでおいしかった」と喜んでいた。

 松田さんは1996年初土俵(伊勢ノ海部屋)。「勝盛」などのしこ名で幕下まで進んだ。引退後に開店した「勝盛家」はJR川崎駅近くの好立地で、リーズナブルな価格や出張で料理を提供する「ケータリングサービス」などで人気を集めている。

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