麦畑一面青々と きょう芒種
6日は二十四節気の一つ「芒種(ぼうしゅ)」。先端がとがった芒(のぎ)がある穀物の種をまくのに適しているとの意味があり、初夏の過ごしやすい気候から次第に蒸し暑さが増し、梅雨入りが近づく時期とされている。
一関市と平泉町にまたがる一関遊水地内の圃場(ほじょう)では、5月に田植えを終えた水稲が好天の影響もあり順調に生育しているほか、昨秋に作付けした小麦や大麦も丈が約1メートルにまで成長。今月末にも始まる収穫を前に麦畑は一面青々とした麦穂で覆われている。
5日の一関地方は午前中高気圧に覆われて晴れたものの、午後からは次第に曇りがちとなり、大気の状態が不安定となった影響で所により雷を伴う雨模様となった。
盛岡地方気象台によると、6日は湿った空気により曇りや晴れとなり、向こう一週間は気圧の谷の影響で曇る見込み。