奥州・金ケ崎

来年の発表へ練習開始 ジュニアオケが開講【奥州】

演奏発表会を目指して楽器に触れる新たな受講生

 奥州ジュニアオーケストラスクール(NPО法人胆沢文化会館自主事業協会主催)の2019年度開講式は15日、奥州市の胆沢文化創造センターで行われた。小学生から高校生までの29人が20年3月の演奏発表会に向けて練習を開始した。

 同スクールはアンサンブルの基礎を学び、音楽の魅力に触れることを目的に11年度にスタート。今年度は小学生5人が新たに加わり、受講生は同市をはじめ北上市や金ケ崎町などから小学生16人、中学生8人、高校生5人の計29人。担当する楽器はバイオリンが23人、チェロが6人となっている。

 開講式で、受講生が紹介された後、同スクールで指導に当たる寺崎巖さん(いわてフィルハーモニーオーケストラ)は「バイオリンとチェロは簡単に演奏できる楽器ではないが、頑張って練習した人はうまくなる。友達を思いやりながら頑張ってください」と受講生を激励した。

 新たに加わった児童には楽器の調整が行われ、演奏発表会を目指した練習がスタートした。

 着ぐるみがバイオリンを弾くステージを鑑賞してからバイオリンに興味を持ち、初めて同スクールを受講した髙橋莉央さん(南都田小1年)は「早くバイオリンに触りたかった。楽しく練習したい」と意欲を見せていた。

 演奏発表会は20年3月20日に同センターで開かれる。

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