一関・平泉

浴衣で街歩き「楽しい」 マレーシア旅行会社 千厩など観光地巡る【一関】

浴衣を着て酒のくら交流施設の説明を受ける視察団の一行

 マレーシアの旅行会社「アップルバケーション&コンベンションズ」は20日、一関市千厩町などを視察した。ツアー商品開発のため浴衣の着付けや街歩きを体験したほか、各地の観光地を巡り、観光客向けの魅力に理解を深めた。

 同社は、宮城県気仙沼市の気仙沼観光推進機構のインバウンド(訪日外国人旅行者)誘致事業の一環で、同市と南三陸町を訪問。視察団は商品造成担当や記者、カメラマンら7人で、3日間の視察の後に本県を訪れ、一関市の千厩酒のくら交流施設や猊鼻(げいび)渓、平泉町の中尊寺などを見学した。

 千厩酒のくら交流施設では蔵サポーターの会などの協力で、女性5人が浴衣の着付けを体験。同会の昆野洋子会長の案内で同施設を見学したほか、千厩の商店街を歩き、写真映えする背景を探して撮影するなどした。

 同社の日本部門執行責任者を務めるスーザン・タンさんは「浴衣を着るのは楽しい。猊鼻渓もきれいな所で、魚に餌をあげたりするのが楽しめた」と語っていた。

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