一関・平泉

国道342号 観光誘客へ カフェ併設民泊施設開業 イーハトーブ東北、古民家活用【一関】

一関市厳美町字若井原の古民家を活用してオープンする「古民家ステイ&カフェ栗駒茶屋」

 地元食材などを活用して飲食業や宿泊業、旅行業を展開する「イーハトーブ東北」(松本数馬代表取締役)は22日、一関市厳美町字若井原に古い建物を活用したカフェ併設の民泊施設「古民家ステイ&カフェ 栗駒茶屋」をオープンする。4~11月の期間で営業することにしており、同社は須川高原温泉へ向かう国道342号を盛り上げ、観光客誘致や交流人口の拡大につなげたい考えだ。

 同所は昭和30年代ごろまで旅館、最近まで魚屋として営業し、現在も人が居住している。その建物を同社が購入し、約5カ月前から改修・整備を進めていた。

 築65年以上の木造2階建てで、1階がカフェ(床面積約45平方メートル)、2階が民泊施設(同約166平方メートル)に生まれ変わった。

 民泊スペースは和室計30畳で、木のぬくもりを感じることができる昔ながらの造りを生かした。家主同居型でシャワー室やトイレ、洗面所を設け、最大20人の宿泊が可能。

 カフェは20席あり、ふわふわなミルク味のかき氷やコーヒー、タピオカスイーツなどを提供する。かき氷はほとんど地元産の野菜や果物を組み合わせた3種類のシロップ(イチゴ&カブ、パイナップル&ホウレンソウ、マンゴー&ビーツ)から選ぶことができる。

 同所周辺はかつて、須川高原温泉での湯治客の道中で旅館も多く、宿泊してから湯治へ向かう人がほとんどだった。

 こうした背景を踏まえ、21日に開かれた内覧会で松本代表取締役は「湯治客でにぎわっていた頃の風景を復活させるとともに、宿泊施設を造ることで新たな観光客を呼び込みたい」と語った。

 同社は2018年7月にも、平泉町に古民家を改装して古民家リゾートを開業しており、今回も古民家再生の取り組みの一環。

 カフェの営業時間は午前10時~午後4時。不定休。宿泊は1泊10人の利用で5万円。問い合わせは同施設=0191(39)2855=へ。

【訂正】栗駒茶屋の記事で、営業時間はカフェのもので午後4時まででした。

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