奥州・金ケ崎

住職親子 交互に法話 水沢・黒石寺11月まで開催 心や仏様説く【奥州】

黒石寺法話で「好きと嫌い」をテーマに話す藤波住職(右)

 奥州市水沢黒石町の黒石寺は22日、藤波大吾住職と藤波洋香前住職が1カ月ごと交互に法話を行う「黒石寺法話」を始めた。初回は藤波住職が「好きと嫌い」をテーマに心の持ちようの大切さを語り、参加者は納得の面持ちで聞き入っていた。

 同寺は、1300年の歴史を持つ東北の古刹(こさつ)として知られ、毎年2月に行われる蘇民祭も多くの人たちが訪れている。法話は気軽に訪れてもらうきっかけの一つとして、藤波住職が母でもある前住職に持ち掛けて始めた。

 初回は16人が参加。藤波住職は「何かをしようと言う時は雨が降る。家族に普段の行いが悪いからとも言われるが、100%偶然で、現実であって変えることはできない。晴れてうれしい、晴れて嫌だ、雨が降って嫌だ、雨が降ってうれしい、という四つの世界が並行してあって、どの世界で生きるかは選べる」と切り出した。

 その後「好きなことを分解して掘り下げると自分の望みが分かる」「嫌いなことを掘り下げると自分を縛っているルールが分かる」と説き、「好き嫌いは良い悪いではなく自分を再発見するチャンスだ。チャンスを生かして、それぞれ生きやすい生き方を見つけるべきだと思う」と語った。

 その後、それぞれの心の中に地獄から仏まで10の世界があるとし、「世界は瞬間瞬間で違うが自分で選べる。自分が今どの世界にいるかを意識することで、現実が変わる」と心の持ち方の大切さを強調した。

 参加者は普段の自分を振り返りながら藤波住職の話をかみしめていた。

 法話は11月までの予定。次回は、7月21日午前10時から11時まで同寺本堂で藤波前住職が「仏さまってなぁに?」と題して話す。参加費は拝観料込みで1000円。問い合わせは同寺=0197(26)4168=へ。

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