花巻

9月運行スタート 医大附属病院花巻連絡バス 試験的に1年間【花巻】

岩手医大附属病院利用者連絡バスの9月運行開始を了承した花巻市地域公共交通会議

 花巻市の2019年度第1回地域公共交通会議(佐藤定会長、委員28人)は26日、同市若葉町の市文化会館で開かれ、矢巾町の岩手医科大附属病院と同市を結ぶ病院利用者連絡バスの9月運行開始と、笹間、太田両地区と市中心部を結ぶ西南地域予約乗合バスの10月運行開始などを了承した。

 岩手医科大附属病院利用者連絡バスは、市民が高度医療を受けるために9月に盛岡市から矢巾町に移転する同病院への利便性向上を狙う。運行期間は9月24日から20年9月23日までで、1年間の試験運行となる。

 JR花巻駅を出発して石鳥谷駅を経由し同病院に到着するルートで運行する。月―金曜日は1日2往復、同病院の開院日に合わせて毎月第1・第4土曜日は1日1往復する。

 運行時間は花巻駅-病院間で45分。平日の第1便(往路)は花巻駅発が午前7時30分、病院着が8時15分、第2便は花巻駅発が午後0時10分、病院着が0時55分。復路は病院発が午前11時と午後2時、花巻駅着が午前11時45分と午後2時45分。

 土曜日は、往路が平日の第1便と同じ、復路は病院発が午後1時、花巻駅着が1時45分。

 料金は花巻駅-病院間が800円、石鳥谷駅-病院間が600円。小学生と身体障害者手帳所持者などは半額、未就学児は保護者同伴に限り無料に設定。運行は市内のバス事業を担う第三セクター・東和町総合サービス公社が行う。市では14人乗り車両1台を使用し、利用者が15人を超える場合に同社の所有車両を使用する予定。

 1年間の試験運行とする理由について市では「これまで花巻と矢巾を結ぶ路線バスがなかったため、試験運行によって利用状況を検証したい」と説明した。

 運行時間の設定では、岩手医科大附属病院の診療午前8時30分開始に合わせたほか、診療は予約制のため平均3時間程度とみており、復路を午後2時の病院発とした。復路が午後2時の病院発で終えることについて市では「費用対効果など勘案して決めた。診療は午前中に終える人が多いとみている」と説明した。

 一方、西南地域予約乗合バスは、県交通の栃内線が9月末に廃止されるのと、太田振興会が運行する太田相乗タクシーを同月末で終了するため、10月1日から予約乗合バスに移行する。

 運行日は毎週の平日4日間(水曜日除く)で、太田地区と笹間地区で各2日間運行する。利用料金は市内統一の400円(小学生や障害者は200円、未就学児無料)。利用できる地域は両地区のほか、栃内線の運行ルート上にある南中根子、諏訪の各行政区としている。

 同日は大迫地域予約乗合バスの本格運行なども了承した。

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