北上・西和賀

絵画から伝わる情熱 故鬼柳さん作品展 鬼剣舞など22点【北上】

利根山光人記念美術館で開かれている鬼柳吉治展

 長年にわたり鬼剣舞を中心に絵画を描き続け、2018年に93歳で逝去した鬼柳吉治さんの展示「いのり込め、描く鬼」が、北上市立花の利根山光人記念美術館で開かれている。“鬼剣舞一筋”のぶれない姿勢でキャンバスと向き合った力作の数々が紹介されている。

 鬼柳さんは1925年に同市に生まれ、定年まで学校の教員を務めた。創作活動にも意欲的で、「自己流の素人」としての立ち位置を崩さず、生涯自らのスタイルや絵画表現を貫き通した。

 今展には、踊り手の躍動感あふれる鬼剣舞の絵画をはじめ、花や風景を描写した大小22点が並ぶ。100号を超える鬼剣舞の作品は、平和を念願した魂の踊りが象徴され、鬼柳さんが作品に込めた情熱が画面いっぱいに伝わってくる。

 同館は「躍動感に満ち、明快で華やかで潔ささえ感じさせる氏の絵画表現の根底にあるものは、紛れもない郷土愛であり、“祈り”そのものではないか」としている。

 8月29日まで。展示時間は午前10時~午後4時(入館は3時30分まで)。入館料は一般300円、高校生120円、小中学生60円。定住自立圏の北上、奥州、金ケ崎、西和賀各市町の小中学生は無料。

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