花巻

来月中に完了見通し 市内小中学校エアコン整備 花巻小で仮運用開始

エアコンの仮運用が始まり、冷風を浴びて喜ぶ花巻小児童

 花巻市が小中学校などで進めているエアコン設置工事は、7月中に完了する見通しとなった。設置をいち早く終えた同市花城町の花巻小学校(齊藤義宏校長、児童283人)で28日、仮運用が始まり、児童らは冷風を浴びて「気持ち良く勉強できそう」と元気な声を上げていた。

 同市は児童生徒の教育環境充実と猛暑対策のため、小中学校へのエアコン設置を促す国の特別交付金の採択を受け、2018年12月定例会で関連費用を計上した一般会計補正予算が成立。同月に設計委託契約、今年3月に電気、機械の各設置工事を締結した。エアコンは県内各自治体で工事する予定だが、花巻市は県南地方8市町の中でも最も早い4月から本格的に工事を進めた。

 市教委によると、28日現在、花巻小を含む小中各4校が取り付けを終え、試運転を経て仮運用を始めた。このうち花巻小では7月からの本格稼働を前に、1年1組の教室では設計・施工の関係者4人と市教委の佐藤勝教育長らが出席して仮運用のセレモニーが行われた。

 齊藤校長が「間もなく暑い夏がやって来る。暑いと勉強が大変なのでみんなのためにエアコンが付けられた。涼しい教室で気持ち良く勉強しましょう」と呼び掛けた。児童代表がお礼の言葉を述べて感謝の気持ちを表した。

 エアコンのスイッチが入れられると、児童は冷たい風を受けながら「涼しいね」「気持ちいい」と喜んでいた。髙谷日彩君は「風が気持ち良くて、暑くても勉強が頑張れそう。学校に来るのが楽しみ」と笑顔で話していた。

 市内の小中学校のエアコンは、昨年度までに市単独事業で全30校の保健室とパソコン室、27校の職員室に整備されている。4月から始まった工事は、小学19校と中学11校の普通教室などに347台、未整備だった小学3校の職員室3台の計350台を取り付ける計画。また、国の交付金対象となった市立幼稚園2園に7台を設置する。併せて市単独で保育園11施設に30台、市こども発達相談センター(同市高松)に3台を整備する。7月末までに設置工事を完了し、仮運用ができる見込み。

 事業費(見込み額)は小中学校分が8億2204万8000円、幼稚園と保育園・同センター分が8394万9000円。国の交付金は小中学校と幼稚園を合わせ1億8480万円。

 市教委によると、エアコンは教室内の温度が28度で稼働できるという。

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