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北上翔南、一関一など学級減 来年度県立高校編制案 県教委 10月定例会で決定へ【岩手】

創立120周年を迎えた県立一関一高の現校舎。奥左側には附属中校舎が併設されている

 県教委は1日、2020年度の県立高校の編制案を公表し、北上翔南、一関一、一関工など9校について計画通り学科改編・学級減を行う方針を明らかにした。2年連続で1学級定員(40人)を上回る欠員が生じた金ケ崎も規定に基づき1学級を減らす。今後、県議会9月定例会での関係条例の一部改正を経て、10月にも県教委定例会で正式に決定する予定だ。

【3面に関連】

 同日の県議会商工文教常任委員会で、県教委が説明した。

 原則として新たな県立高校再編計画の前期計画(16~20年度)に基づき、ブロック内中学校卒業予定者数や各校の定員充足状況を踏まえて来年度の編制案を検討した。

 編制案によると、来年度は同計画で示された盛岡北、紫波総合、北上翔南、一関一、高田、釜石、宮古を1学級減とするほか、一関工で学科改編を行い1学級減とする。19年度の学級減を延期した山田についても学級減を行う。

 このうち北上翔南は総合学科6学級から5学級、一関一は普通科・理数科6学級から5学級になる。いずれもブロック内中学校卒業予定者数の減少などを踏まえた。一関工は生徒数減に対応し、生徒の進路希望の動向や地域産業ニーズ、社会情勢の変化を踏まえ、現行の電気科と電子科の各1学級を電気電子科1学級に改編する。

 一方で同計画で示していた盛岡三、不来方、盛岡工、花北青雲、一戸の来年度の学科改編・学級減は延期する方針。盛岡三や花北青雲は志願者数が定員を上回っていること、不来方は特徴ある学系構成、盛岡工は産業や雇用動向などを背景に延期を判断した。

 これまでに学科改編・学級減の計画を延期していた葛巻、花巻南、水沢工、前沢については来年度も学科改編・学級減を延期。今年度の募集停止を延期した盛岡工定時制課程は、来年度の募集停止も延期する。

 このほか来年度は宮古工(3学科)と宮古商(4学科)が統合して宮古商工(5学科)が開校、18年度から募集停止している水沢農環境工学科・生活科学科、釜石商工電気機械科を廃止。これにより全日制県立高校の募集定員は480人減の8960人、学級数にして12学級減ることになる。

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