県内外

消費増税、年金争点に あす公示 3人が立候補予定 参院選いわて

 参院選は4日公示される。岩手選挙区(改選数1)には、4選を目指す自民党現職の平野達男氏(65)、野党統一候補で無所属新人の横澤高徳氏(47)、政治団体「NHKから国民を守る党」から東京都の会社役員で新人梶谷秀一氏(53)の3人が出馬を予定。平野氏と横澤氏の与野党対決の構図が鮮明となった。今回の参院選では、10月に予定される消費税増税の是非や、老後資金2000万円問題を踏まえた年金の在り方、憲法改正などが争点となる。【3、4面に関連】

 平野氏は、自民党入党後の初の選挙となることから早期に出馬表明し、市町村や職域支部、関係団体など県内をくまなく回っている。6月26日に盛岡市内で開いた総決起大会には岸田文雄政調会長も駆け付け、政権の安定を訴えた。県南など自民党系の会合にも小まめに出席し、さらなる支持浸透に努めている。公示後は党本部からの大物弁士も来県し支持拡大を図る。

 横澤氏は、達増拓也知事と木戸口英司参院議員の後援会を母体に県内39地区に後援会を立ち上げ、6月29日に後援会連合会を設立した。国民民主党の玉木雄一郎代表が来県し、支持拡大を訴えた。4野党の選挙協力要請を受けた達増知事は正式に協力を表明。2日は矢巾町で後援会設立総会を開いたほか、3日は盛岡市内で同党県連が総決起大会を開き、必勝に向け気勢を上げる。

 梶谷氏は県内に事務所は置かずに、第一声や街頭演説は行わない予定。

 参院選比例代表には本県から立憲民主党県連の幹事長で、会社経営の新人中村起子氏(54)が立候補を予定している。

N国党 梶谷氏 出馬へ

 介護事業会社経営の梶谷秀一氏(53)=東京都新宿区=は2日、県庁で記者会見し、参院選岩手選挙区に政治団体「NHKから国民を守る党」から立候補すると表明した。

 会見で梶谷氏は「見ている人は料金を払っていいが、見ていない人の権利も守られるべきではないか」と現行のNHK受信料制度に疑問を呈し、スクランブル放送の実現でNHKを見ない人の権利を守ると訴えた。

 インターネットを使った直接民主主義の構築を公約に掲げ、「民衆の考えと国会議員の考えが違っているのはおかしい。法案については直接国民から声を聴いた方がいい」と述べた。

 出馬の動機については「政党要件を満たすため各選挙区から立候補し、政党助成金でもって党を運営していくため」とした。

 梶谷氏は兵庫県伊丹市出身。関西大法学部卒。証券会社勤務、飲食店経営などを経て、東京都や山梨県で通所介護事業所や放課後等デイサービスを運営する会社を経営し、盛岡市内にも事業所を置く。

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