令和最初の夏 開幕 66チーム力強く行進 夏の高校野球岩手大会
第101回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は11日、盛岡市の県営球場で開幕した。前回と同じチーム数の71校66チームが出場。令和最初の甲子園出場を懸け、熱戦がスタートした。【8面に関連】
開会式では前回優勝の花巻東を先頭に、各チームが力強く入場行進。最速163キロで全国的に注目を集める佐々木朗希投手(大船渡3年)も姿を見せ、観客席からは歓声が聞こえた。大会会長の南舘秀昭県高野連会長は「練習の成果を示せる大会であってほしい。チーム全員が主役で、与えられた役割を果たすのが大事。さまざまなプレッシャーに打ち勝ち、ドラマを完成させることを願う」と健闘に期待した。
選手を代表し、盛岡一の千葉浩気主将(3年)は「戦争や災害などを乗り越え、令和の時代に大会は2世紀目を迎えた。一心不乱に白球を追い、多くの人に感動を与えたい。100回の歴史を築いてきた先輩たちの思いを胸に、仲間と一丸となって戦う」と宣誓した。
開会式後は、同球場で1回戦2試合を実施。第1試合は花巻北が葛巻を下して初戦突破。第2試合は大槌が盛岡農に快勝し、2回戦に進んだ。
12日は県営、花巻の両球場で2回戦6試合が行われる。
◇県営球場
▽1回戦
花巻北 2―0 葛巻
大槌 9―3 盛岡農
◇県営球場
▽2回戦
盛岡誠桜-水沢(9時)
盛岡商-釜石商工(11時30分)
県北3校連合-水沢一(14時)
◇花巻球場
▽2回戦
遠野-前沢(9時)
盛岡市立-盛岡中央(11時30分)
花北青雲-一関高専(14時)









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