一関工4強、学院は涙 夏の高校野球岩手大会
第101回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)は22日、県営、花巻両球場で準々決勝4試合が行われ、一関工、花巻東、黒沢尻工、大船渡が4強入りした。【8面に関連】
県営球場では、花巻東が一関学院に快勝した。一回に2点本塁打で逆転し、二回に4点を加えて流れを呼び込んだ。一関学院は相手を上回る12安打を放ったが、要所で打線がつながりを欠いた。大船渡は主戦の佐々木朗希(3年)が登板せず、2人の継投でしのぎ、延長戦の末に久慈を退けた。
花巻球場では、黒沢尻工が一関一を下し、36年ぶりの準決勝進出。同点の四回に2点を勝ち越し、六、八回にも加点した。一関一は6点差から一時同点に追い付いたが、守備にほころびがでた。一関工は盛岡三に競り勝った。主戦金子慎悟(3年)が力投し、3失点で完投した。
23日は休養日で試合はなく、24日に県営球場で準決勝が行われる。
◇県営球場
▽準々決勝
花巻東9-3一関学院
大船渡6-4久慈(延長十一回)
◇花巻球場
▽準々決勝
黒沢尻工11-6一関一
一関工4-3盛岡三