一関・平泉
酒場詩人 吉田類さん 今年も 来月３日 錦町フェス トークショーや音楽ステージ【一関】
一関市の錦町水天宮通り街づくり委員会などは、８月３日に「錦町フェス」と銘打ったイベントを同市の錦町水天宮通りで開催する。２０１８年に引き続き、月１回同通りで開かれている「いちのせき賑（にぎ）わい『ど市』」の一環で開催。「酒場放浪記」で知られるタレントで酒場詩人の吉田類さんが３年連続で訪れるほか、前回に続き「おんな酒場放浪記」で人気のモデル倉本康子さんも来場。トークショーや音楽ステージなどを多彩に繰り広げて活性化を目指す。
同委員会では錦町水天宮通りを活気のある通りとすることに加え、一関夏まつり（８月２～４日）に多くの人を呼び込むことなどを目指して、16年からフェスティバルを開催。18年からは「ど市」のイベントと位置付けて開いている。
同通りを歩行者天国として、午前11時30分から開会式を行い、神輿（みこし）の上からの餅まきや一斉乾杯を行う。ゲストとして、「吉田類の酒場放浪記」（ＢＳ－ＴＢＳ）などで人気の吉田さんと「おんな酒場放浪記」（同）に出演する倉本さん、大相撲の浦風親方（元幕内敷島）、フードライターの小石原はるかさんを招く。午後２時30分からは同市田村町の世嬉の一酒造でトークショーを開催する。
トークショーのチケットは飲み放題付きで１万円。定員は70人。ＪＲ一ノ関駅前の地域活性化拠点「一ＢＡ（いちば）」か、錦町青年会のフェイスブックの専用ホームから購入できる。
５時からは伝統芸能の披露として本寺地区神楽（鶏舞）や一関消防団纏（まとい）組、向川原虎舞、仙台すずめ踊りの六軒丁睦、行山流舞川鹿子躍（ししおどり）が出演する。さらに、音楽ステージとして地元アーティストによるライブやダンスバトルで盛り上げを図る。会場にはキッチンカーのほか屋台も含め約20店が出店する予定。
