北上・西和賀

北上翔南高創立100周年 市民パレード初参加 来月の芸能まつり 生徒ら練習に熱

北上・みちのく芸能まつり市民パレードに向け練習に励む北上翔南高校の生徒たち

 県立北上翔南高校(坂本美知治校長、生徒661人)は創立100周年を記念し、8月2日の北上・みちのく芸能まつり市民パレードに初参加する。生徒たちや教職員、父母らが一体となった踊りを見せようと、練習にも熱が入っている。

 同校は前身の旧黒沢尻南高校時代から数え2019年度で100周年を迎え、10月26日に市内で式典を開催する計画。100周年記念事業実行委員会ではPRを兼ねて市民パレード参加の話が持ち上がり、生徒会とPTAも賛同した。

 生徒会100周年事業委員会の生徒と1~3年生の有志に加え、教職員と保護者の総勢100人でパレードに参加する予定。23日から本格的な練習を始めた。

 北上市の舞踊団体「幸の会」(斎藤幸子会主)の指導で、生徒たちはまず「北上おでんせ」を練習。斎藤会主が「足を上げて」「開いて止める」「横、縦をそろえて」と指導し、生徒らは若者らしくきびきびとした動きで踊りをマスター。「日高見甚句」の創作踊りにも臨んだ。

 生徒会長の松田幸也さん(3年)は「せっかくの100周年なので、みんなで参加しようと思った。見ている人が『翔南ってすごいな』と思うような完璧な踊りをしたい」と意気込み、生徒会100周年事業委員長の佐々木七映さん(同)も「100年に1度の節目の年。楽しみながら全力で、笑顔で踊ってPRしたい」と目を輝かせる。

 斎藤会主は「短時間で踊れるようになりびっくりした。生徒たちの笑顔も素晴らしい。この調子で100周年にふさわしい踊りを見せ、最優秀賞を目指してほしい」と期待していた。

 市民パレードは2日午後6時30分から同市大通りで行われ、今回は中学生から一般まで前年を上回る36団体の総勢1930人が踊る予定。

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