一関・平泉

暑さ乗り切って きょう「土用の丑」【一関】

「土用の丑の日」に向けてウナギを焼き上げる細川正二さん

 27日は「土用の丑(うし)の日」。一関市内の飲食店では、前日からウナギの下ごしらえの作業に追われ、厨房(ちゅうぼう)では暑さに負けずに職人が1匹ずつ熟練の手つきで焼き上げている。

 1920(大正9)年創業の同市上大槻街の「松竹」では、3代目の細川正二さん(77)ら3人が串打ちや焼きの作業を手分けして行っている。

 今年は鹿児島産を中心に国産のウナギ約400匹を準備。うな丼やうな重などを提供しており、スタミナを付けようと常連客が1週間ほど前から訪れている。

 息子の雄司さん(48)は「ウナギは脂が乗っている。じっくり蒸して軟らかくなった身と自家製のたれの味は専門店でしか出すことができない。おいしいうなぎ料理を味わっていただき、夏の暑さを乗り切ってほしい」と話していた。

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