県内外

オール岩手で盛り上げ 東京五輪・パラ開幕まで1年 担当相迎え記念行事

2020年東京五輪・パラリンピックの盛り上げへ誓いを新たにする関係者

 2020年東京五輪・パラリンピックの機運醸成に向けた「いわてスポーツフェスタ Go for 2020」グランドセレモニーは28日、盛岡市のイオンモール盛岡で行われた。県やホストタウン登録市町村の関係者、鈴木俊一五輪担当相らが出席。“オール岩手”でスポーツの祭典を盛り上げるとともに、東日本大震災の被災地支援に対する感謝を発信していくことを誓った。

 同フェスタは、両大会開幕1年前イベントとして県が開催。27日から2日間の日程で、両大会の参加国や選手との交流を深めるホストタウンなどに登録している県内15市町村の紹介ブースが設けられた。

 セレモニーには、達増拓也知事や各ホストタウンの関係者、鈴木五輪担当相、12年ロンドン五輪体操日本代表の田中理恵さんら約20人が出席。達増知事は「本県はラグビーワールドカップ(W杯)や復興五輪で国内外から注目されている。この機会を通じ、震災復興の今と支援への感謝を発信したい」とあいさつ。田中さんは「両大会まで1年となり、ワクワクしている。岩手の皆さんと一緒に楽しみたい」と期待を込めた。

 鈴木五輪担当相らは各市町村のブースを視察。ルワンダのホストタウンである八幡平市のブースでは、国際交流のきっかけとなった同市特産のリンドウについて説明を受けたほか、市内に事前合宿してるルワンダ五輪選手団(陸上、自転車ロード競技)と触れ合った。

 視察後、鈴木五輪担当相は「両大会成功の鍵は、多くの方に参加意識を持ってもらうこと。岩手の取り組みは大変心強い。ラグビーW杯も成功させ、復興五輪・パラリンピックに結び付けてほしい」と語った。

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