花巻

甲子園出場「応援のおかげ」 花巻東・市長表敬

上田市長(左)に甲子園での活躍を誓う中村主将(同2人目)ら

 第101回全国高校野球選手権岩手大会(県高野連など主催)で優勝した花巻東の関係者が29日、花巻市役所に上田東一市長を訪ね、2年連続10度目の出場となる夏の甲子園での飛躍を誓った。

 小田島順造校長、佐々木洋監督、中村勇真主将(3年)が訪れ、小田島校長は「創立64年目にして連覇を成し遂げる事ができた。市民の力強い応援のおかげだと思っている」と感謝した。

 決勝の応援に駆け付けた上田市長は「見ていて自然と声が出た。連覇は努力のたまもの。市民みんなが優勝を喜んでいるし、花巻東が甲子園に出場すると地域が元気になる」とたたえ、「令和初で、新たな100年に向かう最初の年。東北6県の夢も懸かっている。監督を信じて戦えば勝てる」と激励した。

 佐々木監督は「記念すべき年に出場できてうれしい。全国で戦う戦力はある。総合力で勝ちたい」と抱負。中村主将は「連覇ができてうれしかった。花巻の皆さんの応援を力に変え、甲子園ではしっかりプレーしたい」と意気込みを語った。

 全国高校野球選手権大会は8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。同3日に組み合わせが決まる。

「岩手から日本一」を 本社訪問

 第101回全国高校野球選手権大会に2年連続10度目の出場を決めた花巻東高硬式野球部の選手らは29日、一関市南新町の岩手日日新聞社を訪れ、甲子園での活躍を誓った。

 佐々木洋監督と中村勇真主将(3年)が訪問。本社の大嶋武総務局長は「甲子園で1勝でも多く挙げられるよう頑張ってほしい」とエールを送った。

 中村主将は「岩手代表として甲子園に行くので、岩手から日本一という目標を達成できるよう一戦一戦全力で戦う」と決意を述べた。

▲甲子園での活躍を誓う中村主将(左)と佐々木監督

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