北上・西和賀

身近な風景に一句 岩銀北上支店 中野さん絵画展

絵と俳句を組み合わせた作品の解説をする中野さん

 北上市花園町の絵画愛好家中野光雄さん(86)の絵画展は、同市本通りの岩手銀行北上支店ロビーで開かれている。俳句を添えた水彩画など39点を展示。街中や自然景観など身近な風景を題材とした水彩画に自作の俳句を添えており、何気ない北上の風景に注ぐ愛情が味わいを与えている。16日まで。

 中野さんは銀行を退職後、教室に通い絵画や俳句を学んだ。今年で9回目となるロビー展には、ここ1年間に創作した作品を中心に展示している。

 スケッチブックに描いた作品を中心に水彩画37点と、F20号のキャンバスに描いた油彩画2点を出品。水彩画は中野さんが自転車や散歩で目にした市内の風景を描いた作品が多く、絵の描写に合うオリジナルの俳句を添えているのが特徴となっている。

 今回出品作品で特に好きな句は「祈ること 少なくなりし 初詣」。雪降りしきる自宅近くの諏訪神社の初詣の風景に、年を重ねた自身の今の思いを込めている。

 創作活動を開始してから20年以上になる中野さん。昨年、自動車の運転免許を返納し、電動アシスト自転車で市内を巡ることが増えたという。「絵と俳句それぞれの表現しきれていない部分を補完し合っていると思い、それを組み合わせている」とし、「よそ者を受け入れてくれる北上の人柄や街が好きだ」と創作意欲につながる地域への思いを語る。

 展示時間は、同行営業日の午前9時~午後3時。

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