一関・平泉

夜空鮮やか1万発 磐井川花火大会で開幕 一関夏まつり

約1万発が打ち上げられた磐井川川開き花火大会(2019年8月2日撮影)

 一関市の第68回一関夏まつり(実行委主催)は2日、開幕した。真夏の暑さの中、歩行者天国となったメイン会場の同市大町通りには風流な七夕飾りが登場し、まつりムードを演出。夜には最大の呼び物となる磐井川川開き花火大会が河川敷で開かれ、光の競演が見物客を魅了した。令和初の祭りは4日まで3日間の日程で多彩な催しを繰り広げ、一関の夏を熱く盛り上げる。【15面に関連】

 同日の一関地方は朝から強い日差しが降り注ぎ、最高気温は一関で35・5度(盛岡地方気象台調べ)と2日ぶりの猛暑日で、30度を超えるのは9日連続となった。会場には家族連れらが大勢繰り出し、祭りの雰囲気を楽しんだ。

 夜には市街地を流れる磐井川の河川敷で花火大会が開かれ、スターマインやミラクル大スターマインなど計40組約1万発の花火が打ち上げられた。周辺には多くの見物客が訪れ、目の前で繰り広げられる夏の風物詩を楽しんだ。

 花火大会は1927(昭和2)年に建立された磐井川水天宮の落慶を祝い、同年8月1日に3発打ち上げられたのが始まりとされる。47、48年のカスリン、アイオン両台風による水害から70年を過ぎたことで、鎮魂の思いも込めて打ち上げられた。

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