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小林陵サマー4連勝 札幌市長杯ジャンプ 女子は小林諭が優勝

優勝した小林陵侑の2回目の飛躍=4日、札幌市大倉山ジャンプ競技場

 ノルディックスキーの札幌市長杯大倉山サマージャンプ大会は4日、札幌市大倉山ジャンプ競技場(HS137メートル、K点123メートル)で行われ、男子は昨季ワールドカップ(W杯)総合王者の小林陵侑(盛岡中央高-土屋ホーム)が129・5メートルと124・5メートルを飛び、241・4点で優勝し、今夏の国内大会4戦4勝とした。

 竹内択(チームtaku)は4位、伊東大貴(雪印メグミルク)が5位。葛西紀明(土屋ホーム)は2回目に進めなかった。

 女子は小林陵の姉、小林諭果(盛岡中央高-早大-CHINTAI)が優勝した。海外遠征中の高梨沙羅(クラレ)らは出場していない。

小林陵、勝利譲らず

 小林陵が札幌3連戦の最後も勝利で締めた。2回目は強風が舞う難条件で距離を伸ばし、「よくこの荒れ試合で安定して1位を取れたなあ」と自分でも驚いた。「勝って当然みたいに思われちゃ困る」と言う中で、優勝を譲らないのはさすがだった。

 満足はしていないが、昨夏に比べて「安定して良いジャンプができている」と順調に過ごせている感覚はある。今後は国際大会に臨む予定。冬に向け、「しっかり調整していきたい」と意識を高めた。

【時事】

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