全日本学生ソフトテニス開幕 頂点懸け正々堂々【北上】
全日本学生ソフトテニス大会(日本学生ソフトテニス連盟主催)は5日、県内3会場で始まった。このうち北上市の和賀川グリーンパークテニスコートでは女子の開会式が行われ、選手たちが学生の頂点を目指して戦い抜くことを誓った。
大学・学生ナンバーワンを決める伝統ある大会で、男子は盛岡市の2会場、女子は北上市の1会場で開催。10日まで6日間の日程で大学対抗、ダブルス、シングルスの3種目で試合を繰り広げる。北上市を会場にした全日本学生選手権(インカレ)ソフトテニス競技の開催は3度目で、今回は女子の部に全国59校、約600人が出場する。
5日に行われた女子の開会式で、各大学の選手と協会関係者、来賓を前に小原信幸同連盟会長が「元号が変わって一番最初のインカレ。最後の1球まで頑張ってプレーしてほしい」とあいさつ。引き続き髙橋敏彦市長が「全国から北上に集ってもらい、心から歓迎する。いわて国体に合わせて新しくしたコートで力を存分に発揮してほしい」と激励した。
選手宣誓では大学対抗3連覇を目指す東京女子体育大の高井紀衣主将(4年)が「新しい令和の時代に、多くの人に勇気と感動を与えられるよう正々堂々と戦う」と力強く声を上げた。