奥州・金ケ崎

規模縮小し開園 盗難被害のブルーベリー園【金ケ崎】

実が盗難に遭い、予定より遅れて開園した「ブルーベリー狩り園」

 完熟したブルーベリーの実が盗難とみられる被害に遭い、開園を延期していた金ケ崎町永栄上宿の「ブルーベリー狩り園」は10日、今季営業にこぎ着けた。悪天候も重なって被害前の見込み収量の3割ほどしか見込めず、これまでに予約のあったブルーベリー狩りのみに対応する規模縮小を強いられた。運営するみどりの郷(佐々木司代表取締役)は来年の本格再開を目指す。

 同社によると、同園の農地3カ所では7月22日夜から23日朝にかけて約300~400キロ(販売価格90万~120万円)の実が盗まれたという。同社は残った実の成熟を待つなどの対応を迫られ、開園前から予約をしていた40人ほどの客にキャンセルを通知。当初同26日予定だった開園を延期していた。

 被害は今季の見込み収量の半数近くを占め、降雨が少なく残った実の成熟も遅れ、ブルーベリー狩りができる実は農地2カ所で計300キロほど。再度予約のあった約50人は受け入れたが新規予約は受けられなくなった。

 初日も予約が入っていたものの、朝からの強い雨でキャンセルとなった。営業は25日までを見込むが、実がなくなり次第終了する。

 代替策として、県外の関連会社の協力農園から仕入れたブルーベリーをみどりの郷の温泉やカフェなどで販売している。

 園には防犯カメラや人感センサーなどを設置し、社員も巡回。被害届を受けた奥州署は周辺の警戒を続けている。佐々木代表取締役は「もう少しまともにオープンできると思っていたが、天候も悪く残念の一言。来年は苗を手植えし、今年よりも盛大に開きたい」と前を向いた。

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