北上・西和賀

競技力アップの参考に 陸上トップ選手らトークショー 五輪・パラ機運醸成へ【北上】

トークショーで経験談を踏まえアドバイスする(左から)森長氏、小田、山川、橋岡の各選手

 東京五輪・パラリンピック機運醸成事業「2019いわてジュニア陸上クリニック」第1弾は11日、北上市本石町の日本現代詩歌文学館で開かれた。男子走り幅跳びの指導者、国内トップ選手らによるトークショーが行われ、参加者は今後の指導や競技力アップへの参考とした。

 同事業は県内の指導者の指導力、選手の技術力向上を図ろうと県と市、岩手陸上競技協会、市体育協会が主催。岩手日日新聞社などが後援。今回は4回コースの初回で、陸上競技に励む小中高生や指導者、関係者ら約100人が参加した。

 テーマは「男子走幅跳の未来を語る」。男子走り幅跳び日本記録保持者で日本陸連オリンピック強化コーチの森長正樹氏(日本大学教授)、2018年のU20世界陸上競技選手権大会金メダリストの橋岡優輝選手(日本大)、昨年の日本陸上競技選手権大会3位の小田大樹選手(ヤマダ電機)、同大会4位の山川夏輝選手(東武トップツアーズ)の4人が登壇した。

 森長氏は「日本のレベルは一気に上がってきている。これが続くと世界でもメダルが狙えるようになるが、中国もここ10年でレベルが上がり、五輪では日本に負けないようにやっている」と説明。ジュニアの指導者には「ウエートトレーニングをし過ぎると関節や腱(けん)に負担をかけるので、可能な限り少なくし姿勢や基礎を大事にしてほしい。鉄棒やジャンプ、階段でもトレーニングできる。瞬時の判断ができるよう、遊び感覚でも他の競技を取り入れてほしい」とアドバイスした。

 伸び悩んだり、けがをしたときの対処法について、3選手は「けがをしても、できることを一生懸命やること。黙々と補強し、技術的なことを考えることで復帰時につながる」(小田選手)、「腹筋や懸垂をして補強した。陸上が好きという思いがあれば何だってできるはず。強い人の動画も見てほしい」(山川選手)、「焦らないこと。基礎的な部分から、自分のすべきことをしっかりして」(橋岡選手)と経験談を踏まえて語った。

 2回目以降は北上陸上競技場で、森長氏と各選手を招き実技講習をする予定。

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