よさこい演舞 熱く 石鳥谷夢まつり【花巻】
石鳥谷夢まつりは13日夜、花巻市石鳥谷町好地の北上川大正橋上流の大正橋公園で開かれた。石鳥谷中学校生徒のよさこい演舞などで盛り上がったほか、夜空を彩る約7000発の花火でクライマックスを迎えた。
市や花巻商工会議所石鳥谷支所、花巻観光協会、南部杜氏(とうじ)協会などでつくる同まつり実行団体協議会の主催。1989年に始まり、今年で31回目を迎えた。天候に恵まれ、お盆を古里で過ごしている帰省客や家族連れらが同公園に大勢繰り出した。
公園内には町内の園児や児童生徒らが絵を描いた約70基のあんどんが飾られたほか、石鳥谷中の生徒40人が太鼓演奏「石中太鼓」、よさこいソーラン演舞の「みさこいソーラン」を繰り広げた。
応援団長の佐々木真緒さん(3年)は「石中太鼓の演奏は3年生として最後だったので気合が入った。(ソーランは)たくさんの観客が見てくれていたので演じ切ることができた」と声を弾ませていた。
メインの花火は尺玉やスターマインなどが打ち上げられ、大勢の観客が夜空に開く大輪の花火に酔いしれた。