花巻

大迫あんどんまつり開幕 伝統の山車 華やか【花巻】

迫力満点のあんどん山車が通りを練り歩いた大迫あんどんまつり

 花巻市無形民俗文化財に指定される盆の伝統行事「大迫あんどんまつり」(大迫あんどん山車保存会主催)は14日、同市大迫町内で開幕した。地域住民が手掛けた華やかなあんどん山車4台が通りを練り歩き、帰省客や観光客を魅了した。

 山車は高さ5メートルを超える立体的な仕上がりで、上若、下若、川若、若衆の各組がそれぞれ「翁」「降三世明王」「かぶき者」「雷神」などを題材に制作。夕方から笛や太鼓の音色と掛け声を響かせながら町内を巡った。日が落ちると巨大絵が鮮やかに浮かび上がり、沿道に詰め掛けた見物客がじっくり眺めたり、山車がすれ違う場面を写真に収めたりしていた。

 豊沢大念仏剣舞(市指定無形民俗文化財)の上演やあんどん御輿(みこし)の運行も行われたほか、大迫交流活性化センター駐車場には「ミニ角あんどん」などが展示された。

 毎年訪れているという同市石鳥谷町の近江梨花さん(新堀小学校4年)は「楽しみにしている祭り。いろいろなあんどんがあってきれい」と語り、母親の佳奈子さん(42)は「夜はいくらか涼しくなって良かった。どれも迫力があり、見ていて楽しい」と話していた。

 同まつりは、江戸時代の大飢饉(ききん)で餓死した人々を供養するために始まったとされ、約200年の歴史を誇る。

 15日は中休みで、最終日の16日は絵柄を一新した山車が午後4~10時に運行する。

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