一関・平泉

地ビールフェスあす開幕 ファン歓迎へスタンバイ【一関】

会場に大型テントが登場し、地ビールフェス開幕に向け準備が進んでいる

 第22回全国地ビールフェスティバルin一関(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は23~25日の3日間、一関市大手町の一関文化センター前広場で開催される。全国各地の地ビールメーカー71社が参加。開幕を目前に、会場には恒例となった大型テントがお目見えし、全国の地ビールファンを迎える準備が急ピッチで進んでいる。

 同フェスは、地ビールの普及と一関地方のPRを図る目的で毎年夏に開催。県外からのツアー客も多く、全国的なイベントとして定着している。2018年は、来場者は2万9760人と前回を3024人下回ったが、販売数量は計1万3574リットルと前回を1479リットル、12・2%上回り、15年の1万3495リットルを超えて過去最多となった。経済効果に関する調査では、ビールやつまみ、グッズ、交通費などで経済効果は3億4000万円に上ったことが明らかになっている。

 今回参加するのは、34都道府県とドイツから71社で、約200種類の地ビールが提供される。本県関係ではいわて蔵ビール(一関市)、銀河高原ビール(西和賀町)、さくらブルワリー(北上市)、夢花まき麦酒醸造所(花巻市)、遠野ZUMONAビール(遠野市)が参加する。

 会場設営が本格化した21日には、17年から導入されて好評の天井が高い大型テントが早くも登場。テーブルと座席が一体となったビアテーブルセットの設置作業や、各ビールメーカー用ブースのテント設営も進められた。

 初日は前夜祭として午後3~8時に開催し、開会式が行われる2日目は午前11時~午後8時、最終日は午後6時までとなる。会場では一斉乾杯が1時間置きに行われるほか、さまざまな団体によるステージイベントも予定されている。

 地ビールのサイズは1種類(205ミリリットル)のみで、22日まで扱う前売りチケットは200円券10枚と100円券1枚の計11枚つづり2000円。当日販売は200円券10枚が2000円。チケット2枚で地ビール1杯と引き換えられるほか、チケットを利用してつまみも購入できる。問い合わせは市観光協会=0191(23)2350=か市観光物産課=0191(21)8413=へ。

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