花巻

気ままな旅へ出掛けよう モバイルハウス紹介 車荷台に居住空間【花巻】

遠野市の地域おこし協力隊小関直さん所有のワゴン車に載せたキット式木製箱型居室。外に引き出して中の様子を確かめる人たち

 移動可能な小さな家を意味するモバイルハウスをテーマにした地域活性化イベントが、花巻市上町の高源上町ビルであった。倉庫独特の雰囲気の中に木製の箱を荷台に載せ居住スペースを確保した同ハウスが展示され、訪れた人たちは空間に包まれるような心地よさを味わいながら気ままな旅気分を満足させてくれる同ハウスの魅力に浸った。

 遊休不動産を活用した再生プロジェクトについて考える花巻市主催のリノベーションスクールの受講者を中心に、県内の有志15人で組織する「The Living Source Houseプロジェクトチーム」が主催。中心市街地の活性化を目的としたイベントの第2弾で、暮らし方の提案として23日夜に開催した。

 会場には、軽トラックの荷台やワゴン車の積載スペースに木製の箱型居室を載せた同ハウスが2台展示され、自由な旅に出掛けたい人たちの間で人気となっているキャンピングカーに機能が似ていると注目が集まった。

 居住スペースはワゴン車が2畳ほど、軽トラックは運転席上部に突き出した寝室部分を含めると3~4畳ほどの広さが確保できる。訪れた人たちは実物を見ながら気ままな旅や仕事の打ち合わせ場所にも利用されている居室空間を備える同ハウスの魅力に興味津々だった。

 同ハウスを展示した矢巾町のデザイン制作会社を経営する武田明子さん(36)は、仕事で遠出する際や打ち合わせ場所、寝泊まりする場所として箱を載せた軽トラックを使っている。「軽自動車を仕事に使う場合、車内に人を呼びづらかったので、くつろげる場所をつくりたいと思い居室サイズを拡張した。時間を気にせずフレキシブルに動きたいので、予約をせず、制約なくどこでも寝られるのが魅力」と語った。

 このほか、持ち主によるトークセッションや関連映画の上映も行われ、訪れた奥州市水沢の会社員石川絵巨さん(34)は「まちを盛り上げることに共感し、応援したくて訪れた。建築事務所に勤めているので興味があるし、多種多様なライフスタイルにも興味があるので情報収集に役立った」と顔を緩めた。

momottoメモ

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