奥州・金ケ崎

水しぶき上げダイナミック川下り 宿泊施設関係者ら 誘客増へラフティング体験【奥州】

ラフティングを体験する奥州市内の宿泊施設などの従業員ら

 県旅館ホテル生活衛生同業組合奥州支部(菊池達哉支部長)の従業員を対象にしたラフティング研修会は27日、奥州市胆沢若柳地内で開かれ、市内の宿泊施設などの従業員がダイナミックな川下りを体験した。

 研修会は、市観光物産協会の観光客誘致促進事業の一環。同市でのアクティビティーとして注目されているラフティングを体験し、誘客につなげてもらおうと2018年度に続いて開催。同日は4事業所などから13人が参加した。

 参加者は奥州湖交流館に集まり、ウエットスーツに着替えて、ライフジャケットとヘルメットを着けて、スタート地点の胆沢川河畔に移動。ゴムボートを川原に運び出した後、同館館長の島田守さん(47)=いわて流域ネットワーキング=からパドルの使い方、ゴムボートの乗り方、万が一川に落ちた時の対処などの指導を受けた。

 3そうのゴムボートに分かれて乗り込んだ参加者は、ガイドの指示に従ってパドルを操作し、水しぶきを浴びながら岩を乗り越えたり、ゆったりした流れで周りの風景を眺めたりして楽しんだ。

 島田さんは「水量が安定しているのが良い。面白いコースでガイディングの腕の見せ所もある」とコースについて語り、「2、3人ぐらいで来る人が多いが、他のグループと一緒に乗り込んでいるとさまざまなポイントで盛り上がり、友達になったような一体感が生まれる」とラフティングの魅力を話している。

 同協会では「海外からの誘客に向けたアクティビティーとして紹介したい」としており、PR映像を作製する考えだ。

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