奥州・金ケ崎

“個性派”ぞろいの収集作品ずらり 翠明荘 31日まで「貌・顔・面」展【奥州】

顔の表現がユニークな古物を集めた「貌・顔・面」展

 顔の表現が特徴的な工芸品などを集めた展示「貌・顔・面」展は、奥州市水沢大手町の水沢翠明荘で開かれている。同市前沢字新町の千葉紘一郎さん(79)が収集した木彫りの面や絵画、彫像などが並び、それぞれのユニークな表情や造形が目を引いている。入場無料で、31日まで。

 翠明荘の今月のロビー展として、収集が知られた千葉さんに持ち掛けて実現。大型の般若面や江戸時代の大津絵など大小40点を並べた。

 このうち「かまど面」は、千葉さんが水沢の親族から借りて展示。約250年前に作られたが現役といい、かまど神には珍しい柔らかな顔立ちをしている。また刊行初期の貴重な漫画雑誌「ガロ」は、表紙画を公開。保存状態が良く、各作品の登場人物の印象的な表情が発売当時の色彩に近い形で見られる。

 千葉さんは元高校教諭で、趣味のほか生徒に歴史を教える参考にもしようと古物をコレクションしてきた。「百面相という言葉があるように、60億の人類がいても一人ひとりの顔が違うのが面白い。ユーモアな表現がある物もある。少しでも興味を持ってくれる人がいればうれしい」と来場を呼び掛けている。

地域の記事をもっと読む

奥州・金ケ崎
2019年11月14日付
奥州・金ケ崎
2019年11月14日付
奥州・金ケ崎
2019年11月14日付
奥州・金ケ崎
2019年11月14日付
奥州・金ケ崎
2019年11月14日付