北上・西和賀

産業の未来デザイン 鬼の館 3DCAD活用例を紹介【北上】

講演や展示を通じ最新のデジタルものづくり技術について理解を深めた「Fusion360Meetup in鬼の館」

 米国オートデスク社が主催するデジタルものづくりイベント「Fusion360Meetup in鬼の館」は31日、北上市和賀町岩崎の市立鬼の館で開かれた。参加者は専門家による講演や展示を通じ最新のデジタルものづくり技術について理解を深めた。

 3DCAD(コンピューター利用設計)ソフト「Fusion360」開発元の同社が全国各地で開いているイベント。東北での開催は2018年のみちのく民俗村に続いて2回目で、同ソフトを活用したデジタルものづくりに興味を持ってもらおうと、市やいわてデジタルエンジニア育成センターなどが共催した。

 講演でオートデスク社の藤村祐爾さんは、コンピューターが自動でデザインや設計をする最新技術「ジェネレーティブデザイン」について説明。パーツの軽量化や複雑なデザインを仕上げる作業に向いているとして、完成した自動車やバイクの事例を示した。

 最新技術展示コーナーでは東北ユーザーが3DCADを利用して作った南部鉄器や立体パズルなどを紹介。ロボット草刈り機、ドローン(小型無人飛行機)の実演なども行われ、参加者が身近にあるデジタルものづくりに親しんだ。

 イベントは「最新デジタル技術と伝統文化の融合」をテーマに掲げ、鬼剣舞演舞や餅まきなども繰り広げられた。共催した同センターの小原照記センター長は「デジタルものづくりの技術を従来の産業に取り入れることで新しい物が生み出されていく。それぞれのものづくり活動につなげてもらえたら」と期待を寄せた。

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