北上・西和賀

「白」と「黒」食べ比べ 地元産100% 新名物きたかみ蕎麦

神楽屋の「きたかみ蕎麦」。地元栽培のソバを100%使用したそばで、新たなご当地名物にしたい考えだ

 北上市和賀町岩崎の石臼挽き手打ち蕎麦(そば)「神楽屋」(千葉晃史店主)は、北上産そばのブランド化を図ろうと、地元栽培のソバを100%使用したそばを「きたかみ蕎麦」と名付け、新たなご当地名物として打ち出す。3日には同店で試食会を開き、参加者に特色ある地元産そばを振る舞った。

 そばのブランド化は、手打ちそばを通して市を盛り上げるとともに、地産地消で農家の収入アップにつなげ、誰もがそば打ち職人を目指せる環境をつくろうと、同店が市の協力を得て企画した。

 きたかみ蕎麦は、市内農家が栽培したソバを100%使用し、市にゆかりのあるそば職人が特徴の違う2種類の手打ちそばを一つの器で提供するものを指す。市「食のつながり認証制度」で認証を受けていることも条件となる。

 同店のきたかみ蕎麦は、女性職人の髙橋悟子さん(45)が打つ白い細挽(び)き十割そばと、男性職人の千葉店主(36)が打つ黒い粗挽き十割そばのセット。試食会には千葉店主が日ごろお世話になっている友人・知人、髙橋敏彦市長ら市関係者など約30人が集まり、2種類のそばを食べ比べた。

 参加者は定番のそばつゆのほか、塩やワサビを載せるなどアレンジを楽しみながら実食。「黒い方がコシが強く、白い方が軟らかくて舌触りが滑らか」「だしの効いた甘めのたれで、子供も食べやすい」などと好評だった。

 同店では4日にきたかみ蕎麦の提供を開始する。千葉店主は「試食した皆さんに喜んでもらえてうれしい。今後はいろいろな店舗できたかみ蕎麦が食べられるようになり、地域内外の人たちに北上のそばはおいしいと思ってもらいたい」と期待を寄せた。

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