北上・西和賀

自殺防止を啓発 北上市役所各庁舎 ブルーリボンツリー設置

北上市役所入り口に設置されたブルーリボンツリーとのぼり旗

 県自殺防止月間の9月、北上市は市役所各庁舎などでブルーリボンツリーを設置している。中学生による「いのちの標語」なども掲示し、一人で悩まないよう啓発。周囲の人には見守りと傾聴を呼び掛けている。

 市内の自殺率(人口10万人当たり)はリーマンショック直後の2009年は全国平均を大きく上回る39・5人に上り、その後は徐々に減少。18年は全国平均並みの15・1人に下がった。特に男性は働き盛り、女性は高齢者に多く、男性は女性の約2倍となっている。

 市は、こころの健康づくりの象徴としてブルーリボンを活用。今月に入り市役所と江釣子庁舎、和賀庁舎、中央図書館に、ブルーリボンを飾り付けたツリーを設置した。

 併せて、10~14年度に中学生を対象に募集した「いのちの標語」ののぼり旗も掲示。「震災で 学んだ命の 大切さ」など、生徒たちの作品を紹介している。メンタルヘルスチェックシステム「こころの体温計」の案内カードや相談窓口一覧表などを配架し、自由に持ち帰りできる。

 自殺防止とこころの健康づくりへ、今月中は相談に応じることの多い民生委員や行政区長、市職員らにブルーリボンの着用を推奨。小学6年生や中学3年生、高校1、3年生などには「こころの体温計」カードも配布した。

 市健康増進課の髙橋博信課長は「決して一人ではない。周りで悩んでいる人がいれば声を掛けて話を聞いてほしい」と語り、各相談機関の利用も勧めている。

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2019年11月18日付
北上・西和賀
2019年11月18日付
北上・西和賀
2019年11月18日付
北上・西和賀
2019年11月18日付
北上・西和賀
2019年11月18日付