花巻

往時の輝き“復活” 花巻神社の神輿 修繕終え、肩担ぎ運行

修繕を終えた神輿が肩担ぎ運行された花巻神社例大祭

 花巻神社の例大祭は6日、花巻市愛宕町の同神社などで行われた。今春修繕を終えた神輿(みこし)の地元披露に合わせ、台車に載せて練り歩くのではなく、人の肩に担ぐ昔ながらの運行を一部区間で実施。長い歴史を持つ「花巻発祥の地のお祭り絵図」を復活させ、地域住民の目を楽しませた。

 同神社の神輿は1929年に氏子ら有志が購入したとされ、老朽化に伴い、2018年10月から650万円を掛けて修繕が行われた。柱の強度を上げたほか傷んでいた装飾品の金箔(ぱく)を張り直すなどし、往時の雰囲気を取り戻した。

 これを喜んだ担ぎ手が「せっかく輝きや堅牢(けんろう)さが戻ったのだから」と、神輿本来の肩担ぎを提案。神社側から了承され、同例大祭に合わせて神楽や鹿(しし)踊りの演舞が行われる「にぎわい祭り おまつり広場」での実施が決まった。同日は多くの見物客が会場に足を運び、力強い担ぎ手と華やかな神輿にカメラのレンズを向けるなどしていた。

 総重量約1トンという神輿だけに肩担ぎ運行区間は数百メートルに限定されたものの、関係者は一様に満足そうな表情。同神社氏子の高橋安之さん(65)は「(新品のような輝きを取り戻したので)新しく神輿を購入したと思っている方がいるかもしれない。きらびやかで威厳もある。若い人たちには長く守り続けてほしい」と願っていた。

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