奥州・金ケ崎

体使って共演 佐倉河小・東京フィル公演【奥州】

指揮体験などが行われた佐倉河小での東京フィル公演

 奥州市の佐倉河小学校(佐々木竜哉校長、248人)で12日、東京フィルハーモニー交響楽団の公演が行われた。児童は演奏に乗せて自分たちで作った歌詞を歌ったり、ボディーパーカッションで一緒に演奏したりしてオーケストラとの共演を楽しんだ。

 同公演は、文化庁の「文化芸術による子ども育成総合事業―巡回公演事業―」の一環。舞台芸術を鑑賞することで、子供達の発想力やコミュニケーション能力の育成、将来の芸術家の育成などを図ろうと行われている。6月にはワークショップも開かれ、一部の楽器やボディーパーカッションの練習、交響詩「フィンランディア」(シベリウス作曲)に合わせて歌う佐倉河小オリジナルの歌詞を考えた。

 同日の公演は、国内外で活躍する円光寺雅彦さんが指揮し、ロッシーニ作曲の歌劇「ウィリアム・テル」序曲から「スイス軍の行進」で軽快に幕を開けた。楽器ごとに音色と特徴を紹介したほか、「クラリネット・キャンディー」「サンドペーパーバレエ」(ともにアンダーソン作曲)では楽器を持った奏者が児童の間に入って間近で演奏した。

 練習を積んだボディーパーカッションは、「小さな世界」(シャーマン兄弟作曲)と交響曲第5番「運命」第1楽章(ベートーベン作曲)でオーケストラと共演。楽曲の盛り上がりに合わせて体全体で音楽を表現して笑顔を見せていた。

 また、指揮体験では3人の児童が指揮台に上って「ハンガリー舞曲第5番」(ブラームス作曲)に挑戦。6年の千葉琴菜さん(12)は「オーケストラのみんなが合わせてくれて楽しかった。ピアノを習っているが、指揮もやってみたいと思った」と感想を話していた。

 フィンランディアには「さくらさくこうてい」「みんなのぼるつきやま」など同校の雰囲気を盛り込んだ歌詞を付け、児童が澄んだ歌声を響かせた。

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