奥州・金ケ崎

斎藤實・春子夫妻を偲ぶ短歌大会 最優秀賞に折居さん(盛岡)【奥州】

10点の入賞を決めた斎藤實・春子夫妻を偲ぶ短歌大会

 第12回斎藤實・春子夫妻を偲(しの)ぶ短歌大会(斎藤實顕彰会主催)は20日、奥州市水沢字吉小路の斎藤實記念館・旧宅で開かれた。県内外から32首が寄せられた中から、盛岡市の折居路子さんの「身めぐりの整理にひと日籠りしが母の日記を読みて暮れたり」が最優秀賞に輝いた。

 同大会は、2008年に斎藤實生誕150年記念事業の一環として開始して以来、県内外の短歌愛好者が作品を寄せている。今回は県内各市のほか、神奈川県厚木市から作品が集まった。

 同日は、県歌人クラブ元会長の菊澤研一さんが選者を務め、それぞれの良い点と再考を促す点を指摘。10点の入賞作品を発表した。

 表彰は10月27日に同会場で行われる斎藤實生誕祭の席上行われる。

 最優秀賞を除く入賞者は次の通り。(敬称略)

 ▽優秀賞=菊池悦子(奥州市江刺)堀内敏子(盛岡市)▽佳作=伊藤淑子(北上市)石川陽子(奥州市江刺)羽藤堯(同市胆沢)白石久子(盛岡市)遠藤カオル(奥州市胆沢)千田マス子(同)山本豊(盛岡市)

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