花巻

学級数維持求める声 高校再編後期計画 県教委 花巻南高で説明会

花巻南高で開かれた県立高校再編後期計画に関する出前説明会。卒業生ら関係者は学級数の維持を求めた

 県教委が策定を進めている県立高校再編計画の後期計画(2021~25年度)に関する出前説明会が19日夜、花巻市中北万丁目の花巻南高で開かれた。同校は前期計画(16~20年度)で19年度に現在の5学級から1学級減らす予定だったが、県教委は19、20年度の延期を決めた。学級減に対する根強い反対があり、説明会に出席した同窓生や保護者からは後期計画での学級数の維持を求める声が相次いだ。

 同校の同窓会(瓜生祐子会長)とPTA(福盛田満広会長)が主催。卒業生やPTAの約100人が参加した。

 県教委の藤澤良志学校調整課特命参事兼高校改革課長ら4人が出席し、後期計画の狙いや前期計画の進捗(しんちょく)状況などを説明。後期計画での花巻市の中学校卒業者の推移について「21年3月は817人だが、25年3月は725人になる見込み。以降も減少が見込まれ、33年3月は604人と推計する」とした。

 出席者からは、同校が学級減の対象となった理由を求める意見や、学級減で花巻以外の近隣市町に生徒が流出することを懸念する声が上がった。「前期計画で学級減が示されて以降、県教委からは合理的とする明確な説明がない」などの意見に対し、県教委側は「生徒減少の推移や県全体のバランスなどを考えて後期計画を策定する。もちろん地元の意見も取り入れながらの計画になる」と理解を求めた。

 同日は上田東一市長と佐藤勝市教育長も同席。上田市長は花巻南が定員を満たしている現状から学級数を減らす理由説明と、1学級40人についても財源確保のため40人定数を維持することを求めたほか、「市が要望している併設型中高一貫校の新設を検討してほしい。学級減は納得のいく説明をしてほしい」、佐藤教育長は「後期計画についても経緯などを具体的に話してもらう必要がある」と要望した。

 後期計画案は来年1、2月に県内各地で開かれる4回目の地域検討会議での意見などを踏まえ、今年度内に公表される予定。

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